「携帯用トイレ」ができるまで

「携帯用トイレ」ができるまでの作業工程をご紹介します。この製品は、尼崎市共同作業所「集」本部作業所で取り扱いをしています。
携帯用トイレを作り始めた理由
東日本大震災後、行っていた自動車部品などの作業量が手薄になり、何か他にできる作業がないか探していたところ、ジョブリンクAmaより日本ヘルコさんの携帯トイレ製作の話がありました。作業の一部を他の障害者事業所の皆さんにもやっていただくことによって尼崎市全体の障害者事業所の工賃アップにもつながると考え、携帯トイレの生産に着手することにしました。
作業工程

作業工程1
入り口部分のボール紙をつくります。

作業工程2
入口部分のボール紙を筒状にし、縦長のビニール袋を中に入れ込んで折り曲げながらセットします。

作業工程3
ビニール袋の下部に凝固材を注入します。

作業工程4
パックに入れるために空気を押し出しながら折り曲げます。ビニール袋に穴が開いていないか確認もします。

完成
廃棄用の半透明のビニール袋とチラシを一緒にパックに詰め合わせて出来上がりです。